お知らせ・ブログ
2026-10-26 20:40:00
勉強とともに伝えたい、生きていく上で大切なこと
今日、塾で子どもたちに「身近な物にも危険がある」という話をしました。
鉛筆は、毎日使う身近な学習道具です。
けれど、使い方によっては、自分や友達を傷つける凶器にもなります。
子どもたちには、過去に、幼い子が綿あめの割り箸を口にくわえたまま走って転倒し、割り箸が喉の奥に刺さり、頭蓋内にまで達して、命を落とした事故の話をしました。
また、昔、近隣の学校で、鉛筆で剣ごっこをしていた際に相手の目に刺さり、失明させてしまう事故が実際にあったことも伝えました。
「そんなことになるとは思わなかった」
「ちょっとふざけていただけ」
本人にそのつもりがなくても、思いもよらないことが重大な事故につながることがあります。
自分や相手の、その後の人生まで変えてしまうこともあるのです。
だからこそ、安全に関わる「危ないからやめて」という声には、まず手を止めること。
そして、なぜ危ないと言われたのかを考え、人の忠告に素直に耳を傾けることの大切さを話しました。
理由が分からなければ、やめてから聞けばよいのです。
危険な行動を続けたままでは、説明をしている間に事故が起きてしまうかもしれません。
塾では、学校の勉強だけでなく、こうした生きていく上で大切な話もしています。
昔は、家庭や地域の大人が、暮らしの中で子どもたちに声をかけ、危ないことや人との関わり方を教える場面が、日常にありました。
「それは危ないよ」
「そんなことをしたら、相手はどう思うかな」
「人に注意されたら、まず話を聞こうね」
そうした、かつて子どもたちが身近な大人から当たり前のように教わっていたことを、塾でも折に触れて伝えていきたいと思っています。
知識や経験がまだ少ない子どもたちにとって、言われなければ分からないこと、想像できないこともあります。
大人が経験してきたことや知っていることを、具体的に伝えることも大切な役割だと考えています。
勉強ができるようになることとともに、自分や周りの人を大切にし、安全に生きていく力も育んでほしい。
日々、子どもたちと関わる中で、そんな学びも大切にしています。
画像はChatGPT
2026-10-21 19:00:00
エチオピアからの便り「当たり前」を考える
今月の通信の一部を紹介します。
私の友人の看護師さんが、JICA海外協力隊の2026年度1次隊として、エチオピアで活動しています。その方の便りを、ご本人の許可を得て紹介します。
※Facebookの投稿をもとに、内容を短くまとめています。
2026-10-07 18:05:00
受験対策スタート
先月から、中学3年生の受験対策をスタートしました。
eトレクラブ学育会名物の「過激な受験対策」。
といっても、スパルタではありません!(笑)
子どもたちにとって、受験は人生で初めて向き合う大きな壁かもしれません。
合言葉は、「その壁を、みんなで乗り切ろう!」
まず、年内はウォーミングアップ。
月1~2回程度、休日の夜に中学3年生が集まり、それぞれの課題に取り組みます。
大切にしているのは、自分で問題を解くこと。
そして、間違えたところを確かめ、もう一度取り組むことです。
歴代の卒業生からは、こんな言葉を何度も聞いてきました。
「入試のときに、『これに似た問題をやったな』と思えたから、落ち着いて解けた」
教えてもらって「分かった」と思うことと、自分の力で「解ける」ことには、違いがあります。
自分で考え、手を動かし、間違いを直す。
その積み重ねが、本番での自信につながっていくのだと思います。
もちろん、取り組める量やペースには個人差があります。
いきなり無理をさせても逆効果。
だからこそ、少しずつ勉強する時間を増やし、受験に向けて準備していきます。
そして、2月から入試直前までは、毎日、塾で勉強。
土日祝日は、朝からお弁当持参で取り組みます。
ちなみに、受験対策の追加費用は0円です。
毎月の授業料のみで、別途費用はいただいておりません。
費用を心配せず、安心して参加してほしい。
そんな思いで、開室以来続けてきました。
また、中学生には、定期テスト・学力テスト・道コンのいずれかで平均点を超えると、授業料が安くなる「特待生制度」を設けています。
これも、一生懸命取り組んだ経験を、自信につなげてほしいからです。
勉強が苦手だった生徒が、平均点を超えたとき、
「自分にもできるんだ」
と、次の目標に向かい始める。
そんな姿を、これまで何度も見てきました。
一人ひとりの積み重ねは、進学先にもつながっています。
合格実績はこちらをご覧ください。
https://etre-g.com/free/19
さて、この形での受験対策は、今年度をもって終了します。
これまでも一区切りを考えながら、子どもたちと向き合ううちに続けてきました。
でも、来年70歳を迎えることもあり、今回は自分の中でも区切りを決めました。
今年度の受験生とは、最後までしっかり取り組んでいきます。
その後は、アンガーマネジメントやメンタルヘルスに関わる活動とともに、「塾」という枠にとらわれない学びの場を続けていきたいと思っています。
これからは、子どもに限定せず、大人の学び直しや新たなスキルアップにもつながる場にしていきたいと考えています。
学びに来てくださっている大人の方々が、口をそろえておっしゃるのが、
「勉強ってこんなに面白いものだったんですね!」
という言葉です。
みなさん、それぞれの目標に向かって学習しています。
自分のペースも大切にしながら、一人ひとりの「学びたい」という思いに、ゆっくり向き合っていきたいと思っています。
2026-09-29 18:10:00
嬉しい報告
教師を目指していた卒業生の大学生たちが、全員、教員採用試験に合格しました!
報告に来てくれて、本当にうれしかったです😊
塾を始めて15年。本当にいろいろなことがありました。
最初から勉強が得意だった子は、ほんの一握り。
詳しくは書けませんが、壮絶な毎日を送っていた子もいます。
私には、高校時代の恩師から教わり、今も塾で子どもたちによく伝えている言葉があります。
「人のせいにするな」
「言い訳をするな」
「諦めたらそこで終わる。諦めなければ先につながる」
私が見てきた子どもたちは、思うようにいかない時も、誰かや環境のせいにして立ち止まるより、その時の自分にできることに向き合っていました。
そうやって、自分の道を少しずつ切り開いてきたのだと思います。
もちろん、いつも張り詰めていたわけではありません。
塾の祝い飴やガチャガチャのような、ささやかなことも、しっかり楽しんでいました(笑)

子どもたちから学ぶことは、本当に多いです。
みんな、合格おめでとう!
卒業生の進路や合格実績👇
https://etre-g.com/free/19
2026-09-17 10:11:00
約2年前に印刷したプリント
昨日、6年生の子が、家庭で学習したプリントを持ってきてくれました。
よく見ると、そのプリントを印刷したのは、なんと約2年前!
小学4年生のときに、自分で「勉強しよう」と思って印刷し、持ち帰ったものでした(笑)
約2年間、処分せずに持っていて、今回きちんと取り組んで持ってきてくれたことが私はとてもうれしかったです。
当塾では、保護者の方からご希望があった場合を除き、よほど必要な事情がなければ、こちらから強制的にプリントを持たせることはしていません。
子ども自身が「やってみよう」と思ったときに、自分でプリントを選び、印刷して持ち帰ります。
でも、持ち帰ったからといって、必ずすぐにできるとは限りません。
「やろう」と思って持ち帰ったけれど、疲れてできなかった。
ほかのことをしているうちに、後回しになってしまった。
そんなこともあります。
そのようなときは、無理に家庭で終わらせなくても大丈夫。
後日、塾へ持ってきて、そのプリントに取り組んでもよいことにしています。
約束は一つだけ!
自分で印刷したプリントを、無駄にしないこと。
すぐにできなくても、叱られることはありません。
自分のペースで、できるときに取り組めばよいのです。
このような安心感があることで、子どもは少しずつ、自分から学習するようになっていきます。
以前に、ある中学生が、自分からかけ算の九九を復習していました。
九九が分からないわけではありません。
ただ、少しだけ不安なところがあり、それを確かめるために、自分で必要な学習を選んだのです。
その後、その子は計算ミスをまったくしなくなりました。
誰かに「九九からやり直しなさい」と言われたのではなく、自分で不安に気づき、自分で確かめ、自分の力で次へ進んだのです。
当塾が大切にしているのは、子ども自身が「指導されている」と感じないように指導すること。
でも、何もせずに待っているわけではありません。
その子の様子を見ながら、必要な教材を用意し、自分で選び、自分で気づき、自分で動ける環境を整えています。
大人が先回りして、
「この子にはできない」
「この子は勉強が苦手」
「きっと何か問題がある」
と決めつけてしまうと、子ども自身も「自分にはできない」と思い込んでしまうことがあります。
もちろん、必要な支援を考えることは大切です。
けれども、今できないことが、この先もできないとは限りません。
急がせず、強制せず、その子が自分で動き出せるように支える。
そんなふうに、安心して学べる「悟られない指導」を心がけています。
塾を始めて15年。
養護教諭として、母親として過ごした時間まで含めると、子どもたちを見続けて気づけば半世紀近くになります(笑)
その長い時間の中で、自分に必要な学習に気づき自ら取り組めるようになった子を私は何人も見てきました。
だからこそ、子どもは自分のペースで自分から学ぶ力を育てていけると自信を持って言えます。
今回の約2年前のプリントは、そのことを改めて感じさせてくれた一枚でした。
